竜宮へ

神奈川県の江島神社が好き。ここのエネルギーは力強くて清らかなものを感じるので、たまに行くようにしている。

昨年の夏は、龍恋の鐘に行った。丘の上にあり、相模湾が見渡せるパワースポット。森の中を少し歩いただけで蚊にめっちゃ刺された。

神奈川県に伝わる昔話を集めた「かながわのむかしばなし五十選」(神奈川県教育庁文化財保護課 編・著)によると、江ノ島には「天女と五頭竜」という伝説があるそう。

昔々、鎌倉の深沢には森の中に大きな湖があり、五つの頭を持つ五頭龍と呼ばれる龍が住んでいた。
五頭龍は、山を荒らしたり洪水を起こしたり田畑を荒らすような悪い龍で、村人は五頭龍に対し、人身御供として泣く泣く子供を差し出し暮らしていた。
ある日、この一帯に大きな地震が起こり、10日間続いたのち天から黄金の光と共に美しい天女が現れた。天女、弁財天は、空から石を降らせ海の上に新しい島を造りそこに住んだ。
一方、五頭龍は弁財天の美しさに一目惚れ。即、会いに行き、求婚を申し出たものの
「これまでの間、悪行で村人を苦しめ幼き子の命を奪ってきた、そんなあなたと夫婦になることはできない」
と告げ、弁財天は島の洞窟へ戻った。
これにショックを受けた五頭龍は、翌日改めて島を訪れ、弁財天の前で改心を誓った。それを信じ、受け入れた弁財天は五頭龍と夫婦になった。
五頭龍は誓いに従い、村人に尽くし、やがて村人からも愛される存在となったのだった。しかし、村人のために体力を使い果たした五頭龍の命はやがて尽き果て、最後に五頭龍は、「これからは山となってこの地を守りたい」と告げ、永遠の眠りについたそうだ。

この伝説をモチーフに描いた。

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